営業と選択肢

2011年10月13日

営業と選択肢

お久しぶりです。パソコンに向かうことが少なくなってしまい、ブログを更新できませんでした。すいません。

季節も夏から秋にかわり、洋服も長袖にかわりました。

私は最近、会社から帰宅する間大体コンビニによって飲み物を買うのですが、そのコンビニで何も買わずに店を出てしまうことがあります。その真意はその時に飲みたい飲み物が無いということ。アイス?ホット?迷って迷って、何も買いません。私は変わった人間ですね。。。

本題ですが今回はビジネスモード全開です。

今日は『営業と選択肢』についてです。日々墓石の営業をしていく中で、気づいた事ですが、お客様の選択肢は営業マンが与えるのではないかということです。

 例えば、洋服屋さんの場合、お店の店員さんが言わば営業マン。「このパンツにはこのアウターいい」などと様々な提案を行い、営業活動している訳です。
 また、車だとか住宅だとか高額な買い物になればなるほど、様々なオプションがあり、それを提案するのは、その営業マンです。またその提案が購買の選択肢につながるのは消費者の皆様もよく知っており、ご自分でも本当によく勉強されており、逆にお客様から提案することも多々あります。

ここで、お墓ではどうでしょうか?

お墓は100年以上もなので、営業マンはかなりの責任があるのも事実です。また、墓石の情報は皆無です。

お客様の心理はというと
どの石材にするか。どのデザインにするか。その後のメンテナンスは。故人や施主(お墓を建てる人)の思想や仏教の教え。親戚との建前、費用の面、などなど。様々な条件が入り組んだ状態でお客様の頭の中は、(言葉は悪いですが)ほぼ混乱状態です。

それを紐解いていくのですが、それが、お墓の営業マンの腕の見せ所です。その提案(選択肢)も慎重を期して選定致します。

それでも納得のいかないお客様が稀におります。それは選択肢を与えすぎてしまい、余計に混乱させてしまうときです。はたまた、本当にほしいものではないというときです。つまり営業マンの提案がよろしくないということです。

コンビニの話に戻りますが、これと同じではないでしょうか?
難しいことですが、自分が消費者になったときを考えて行けば、ビジネスのヒントがあると思います。 

 

柴田昌範

    

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