ご先祖様に感謝の本質
2011年11月16日
ご先祖様に感謝の本質
こんばんは。今日は仕事終わりでへとへとでつぶやきます。
今日は「ご先祖様に感謝」ということばの本質を私なりに迫ってみようと思います。
前提として日本のみでの事です。日本は宗教心があまりなく、仏教の慣習はありますが、日頃から熱心にお経を唱える人は数少ないと思います。
同様にクリスマスやお宮参りなどキリスト教の習慣やもともとの神道の考えもあります。つまり多神教です。くだけたいい方ですと、なんでもありのいいとこ取り。です。
そこで、日々の生活の中で何かいいことがあったとき、また神がかり的な奇跡に遭遇したときは、宗教心が薄い我々は「ご先祖様のおかげ」「ご先祖様に感謝」になるわけです。また、いくら自分が成し遂げたことでも「自分に感謝」とは言わないところが奥ゆかしい日本人の魅力があると思います。
ここで私が思う、本当の真意ですが、「ご先祖様に感謝」という言葉は、自分の存在を肯定し、ご先祖様の生や死によって、自分がいることを認識することが真意なのではないでしょうか。先祖代々だとか、なにかDNAのつながりを感じて、自身の存在を確かめる。そんな生物としての本能が真意にあるとおもいます。
柴田 昌範
