雨とお寺
2011年07月20日
今日も降ったり、止んだりの小雨です。大分冷えてくれて、27度程に気温が下がったみたいで、暑がりな私は助かっています。
雨といえば、雨にまつわるお寺の話。
お寺は元々、仏教発祥インドでは、出家した人が雨季に外を歩いて、虫をうっかり殺してしまうことがあって、問題になり、無駄な殺生をしないために、外を出歩かないで、どこかで大人しく瞑想していようということになって、それで作られたのが初期のお寺です。ですので、初期の頃は、出家者は雨の日だけお寺にいたのです。また、お寺という呼び方は、中国が起源です。中国ではインドからお坊さんを招いたとき、役所に泊めたり、仏典の漢詩を作る際に役所を作業場にしていました。それで、お坊さんがいつもいる場所や住居をお寺と呼ぶようになったんです。